カテゴリ:相続不動産お役立ちコラム / 更新日付:2024/07/16 10:02 / 投稿日付:2024/07/16 10:02
出典:国土交通省| 不動産情報ライブラリ
はじめに
「家を買う」- 人生で最も大きな買い物の一つだからこそ、慎重に進めたいですよね。
希望のエリア、間取り、予算… 考えることは山積みですが、プロの視点からすると、見落としがちなのが「土地の高低差」。
理想の住まいを手に入れるために、ぜひ知っておいてほしいポイントを解説します。
地図だけではわからない?高低差がもたらすリスク
家探しの情報収集といえば、今やGoogleマップが欠かせません。
しかし、駅やスーパーの場所をチェックするだけでは不十分!
実は、地図上ではわかりにくい「土地の高低差」が、暮らしやすさに大きく影響するんです。
こんな失敗、ありませんか?
【20〜30代共働き夫婦の場合】
- 駅までの道のりが想像以上の坂道で、ベビーカーを押しての移動が大変!
- 子供が大きくなったら、毎日の通学が心配…。
【老後の住まいを探しているシニア層の場合】
- スーパーまで急な坂道で、車がないと生活が不便…。
- 年齢を重ねるにつれて、坂道が負担になってきた…。
「眺望が良い」「閑静な住宅街」といった言葉に惹かれても、毎日の生活をイメージすることが大切です。
【参考サイト】東洋経済オンライン | 家を買うなら「谷・丘・山・台」つく地名は要注意だ 「地価暴落・空き家増・店舗閉鎖…」リスクあり?
現地に行く前にチェック!「不動産情報ライブラリ」のススメ
「でも、高低差って、実際に現地に行ってみないとわからないんじゃないの?」
そう思ったあなた。確かに、最終的には自分の目で確かめることが重要です。
しかし、貴重な時間を無駄にしないためにも、事前にある程度の情報収集をしておくことをおすすめします。
そこで活用したいのが、以前も紹介した国土交通省が運営する「不動産情報ライブラリ」(https://www.reinfolib.mlit.go.jp/)。
このサイトには、Googleマップでは得られない情報が満載!
特に便利なのが、地形情報レイヤにある「陰影起伏図」という機能です。
【関連ブログ】不動産情報ライブラリ活用術!地図レイヤで街の隠れた魅力を発見!
まるで3D?!「陰影起伏図」で高低差が一目瞭然!
陰影起伏図とは、太陽の光を当てた時の影の濃淡によって、土地の高低差を表現した地図のこと。
まるで立体模型を見ているかのように、直感的に地形を把握できます。
駅名や道路も表示されているので、周辺環境との関係性もイメージしやすい!
地理院地図のように専門的すぎず、Googleマップより高低差がわかりやすい、ちょうどいいバランス感が魅力です。
さらに詳しく知りたい場合は…?
より詳細な情報を知りたい場合は、「土地条件図(数値地図25000)」フィルタもおすすめです。
このフィルタでは、土地の成り立ちや特性を色分け表示。
専門知識がなくても、視覚的に土地の特徴を理解することができます。
まとめ
不動産情報ライブラリを活用すれば、家探しの質が格段に向上すること間違いなし!
- 20〜30代なら: 子育てしやすい環境かどうか、将来を見据えた住まい選びが可能に。
- シニア層なら: 生活のしやすさ、安全性を考慮した住まい選びが可能に。
ぜひ一度、不動産情報ライブラリで「理想の住まい」を探してみてくださいね!
また、お手持ちの不動産売却をお考えの方、相続した物件の売却を検討されている方、買替えを検討されている方などなど
☎052-784-7609まで!お電話お待ちしております!
監修者情報
- 趣味は、筋トレとマラソン。忙しくても週5回以上走り、週4回ジムに通うのが健康の秘訣。